2009年7月19日日曜日

ウェルカムベイビー

「ウェルカムベイビー」

いくつかのお宿やホテルで、赤ちゃんプランが静かな評判を呼んでいますね。
今日はちょっと(かなり)面白いマーケティング的考察をば。

さて、

人口は、ざっくり言えば、毎年1%の人が亡くなり、1%が増えています。

少子化ですから、生まれる人の方が随分少なくなり、そのバランスは崩れて
いると思いますが、例えば宮城県にあてはめると240万人の1%で24000人。

これが謂わば妊婦さんの数であり、赤ちゃんの数です。結構いますね。
家族として捉えたときには人数で3倍ですから6~7万人。

さらに、お腹に居る赤ちゃん~2歳児までの3年間をカバーする企画として考えると、20万人以上のマーケットになります。

ところで、
妊婦さんも、新米ママさんも、旅館に遠慮しています。

泣き声の問題、粗相があるのではないかとの心配(部屋を汚す等)、
旅館が敬遠するのではないか、あるいは他の宿泊客に迷惑ではないか等、
お母さんは心配するわけです。
でも、
「そんなことないですよ、どうぞ遠慮なくいらしてください、 大歓迎です」
という企業姿勢と魅力的商品があれば、結構マーケットは反応すると思います。

ストレスの溜まる子育てだからこそ、旅館でゆっくり、和やかにお過ごし
いただきたいというのが、赤ちゃんプラン全般に言えるコンセプトです。

それと、このプランは口コミも発生しやすいですね。

「ウェルカム・ベイビー」というコンセプトそのものが口コミの原動力
になると思います。

●プラン作成のテクニカルな部分としては、

⇒取引業者さんから提供していただけそうなものを考える! 
つまり、赤ちゃん専用座布団や、ベビーバス、綿棒、パウダー等、 
取引業者様にお願いできるものって、たくさんあると思います。

⇒離乳食については調理場への相談が必須です。 
生後の経過月によって、食材は一緒でも3パターンくらいは作れ 
るでしょうし、1歳、2歳、3歳児のお子様への食事で、貴館か 
らママさんに提案できるものもあると思います。
妊婦さん向けのお料理(滋養強壮)も考案できないでしょうか? 
カルシウムやミネラル豊富な海山の幸で創作できたら素敵です。

⇒使用する客室はどこがいいか、また客室の備品で「赤ちゃん用」 
に必要なもの。音の問題もありますし、備品の気配りやセンスも。

 こういうことは、身近なママさんに聞きましょう。 
女性社員の皆様方なら、いろんなアイディアや意見をお持ちだと 
思いますよ。

⇒時系列で考えてみましょう。 
入館から、客室ご案内、客室、お風呂、パブリックスペース、食 
事、お帰りまでをシミュレーションしてみましょう。

 どの場所で、誰が。 どの場所で、何を。 

⇒思い出づくり 例えば、「お土産」の工夫が考えられますね。 
あるいは、記念写真とかも。

⇒料金の考え方。 
よく言われることですが、シックスポケット(両親2名、そのま 
た両親4名のポケットからお金)から気持ちよくお支払いいただ 
きたいものです。

 この商品は、できれば安さを売りにせず、赤ちゃんと過ごすゆっ 
たりとした時間をテーマにして、少々高め(でも高すぎない)の 
売価で勝負できないかと考えます。

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株式会社 乾杯・KANPAI 旅館ホテル向け
代表取締役社長 販促鍛錬塾塾長 松尾公輝
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央4丁目8-15
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