「ウェルカムベイビー」
いくつかのお宿やホテルで、赤ちゃんプランが静かな評判を呼んでいますね。
今日はちょっと(かなり)面白いマーケティング的考察をば。
さて、
人口は、ざっくり言えば、毎年1%の人が亡くなり、1%が増えています。
少子化ですから、生まれる人の方が随分少なくなり、そのバランスは崩れて
いると思いますが、例えば宮城県にあてはめると240万人の1%で24000人。
これが謂わば妊婦さんの数であり、赤ちゃんの数です。結構いますね。
家族として捉えたときには人数で3倍ですから6~7万人。
さらに、お腹に居る赤ちゃん~2歳児までの3年間をカバーする企画として考えると、20万人以上のマーケットになります。
ところで、
妊婦さんも、新米ママさんも、旅館に遠慮しています。
泣き声の問題、粗相があるのではないかとの心配(部屋を汚す等)、
旅館が敬遠するのではないか、あるいは他の宿泊客に迷惑ではないか等、
お母さんは心配するわけです。
でも、
「そんなことないですよ、どうぞ遠慮なくいらしてください、 大歓迎です」
という企業姿勢と魅力的商品があれば、結構マーケットは反応すると思います。
ストレスの溜まる子育てだからこそ、旅館でゆっくり、和やかにお過ごし
いただきたいというのが、赤ちゃんプラン全般に言えるコンセプトです。
それと、このプランは口コミも発生しやすいですね。
「ウェルカム・ベイビー」というコンセプトそのものが口コミの原動力
になると思います。
●プラン作成のテクニカルな部分としては、
⇒取引業者さんから提供していただけそうなものを考える!
つまり、赤ちゃん専用座布団や、ベビーバス、綿棒、パウダー等、
取引業者様にお願いできるものって、たくさんあると思います。
⇒離乳食については調理場への相談が必須です。
生後の経過月によって、食材は一緒でも3パターンくらいは作れ
るでしょうし、1歳、2歳、3歳児のお子様への食事で、貴館か
らママさんに提案できるものもあると思います。
妊婦さん向けのお料理(滋養強壮)も考案できないでしょうか?
カルシウムやミネラル豊富な海山の幸で創作できたら素敵です。
⇒使用する客室はどこがいいか、また客室の備品で「赤ちゃん用」
に必要なもの。音の問題もありますし、備品の気配りやセンスも。
こういうことは、身近なママさんに聞きましょう。
女性社員の皆様方なら、いろんなアイディアや意見をお持ちだと
思いますよ。
⇒時系列で考えてみましょう。
入館から、客室ご案内、客室、お風呂、パブリックスペース、食
事、お帰りまでをシミュレーションしてみましょう。
どの場所で、誰が。 どの場所で、何を。
⇒思い出づくり 例えば、「お土産」の工夫が考えられますね。
あるいは、記念写真とかも。
⇒料金の考え方。
よく言われることですが、シックスポケット(両親2名、そのま
た両親4名のポケットからお金)から気持ちよくお支払いいただ
きたいものです。
この商品は、できれば安さを売りにせず、赤ちゃんと過ごすゆっ
たりとした時間をテーマにして、少々高め(でも高すぎない)の
売価で勝負できないかと考えます。
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株式会社 乾杯・KANPAI 旅館ホテル向け
代表取締役社長 販促鍛錬塾塾長 松尾公輝
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央4丁目8-15
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