2009年7月19日日曜日

語りつくせない魅力

語りつくせない魅力、ありますか?

 「口コミが5分で終わる宿、2時間でも足りない宿」

というのがあるなと思います。

中には5分もかからない話題の無い宿もあります。
これは決して中身が悪いということではなく、
・施設にテーマやコンセプトが無く、
・館内施設にも特徴が無く、
・社員が醸し出す社風も感じられないということです。

あ、そうそう。

語りつくせないくらいの話題が欲しいと言っても、キャッチフレーズは
3秒以内です。ひと言で魅力が伝わらなくてはなりません。

このあたりは混同しないようにしてください。
分かってもらうまで何十分もかかるようだと売れませんよね。

効果的ビジュアルと、キャッチフレーズは短く、中身そのものは
濃く、厚く、深く。

ということで、

僕が個人的にも懇意にしている、とあるお宿様の事例をご紹介しましょう。

ここは社長がアイディアマンで、企画マンである僕との会話でも、
僕に発想勝負で負けるのが嫌で、アイディアを無理矢理ひねり
出して来るような面白い方なのですが、

長年かけて投入してきた館内演出の数々は見事です。

 コンセプトは、
  「郷土の歴史館たれ、文化館たれ」

◆地元出身で誰でも知っている歴史人物を館名に冠している。
◆「館名」という切り口で、社長はその歴史人物の名札をしている。 
当然ほとんどの社員も、地域の歴史人物の名前を名札にしている。
◆玄関にセンサーを設置し、お客様が入館してきたとき、郷土の歌 
が流れる。(日本人なら誰もが知っている曲)
◆ウェルカムドリンクは地酒+蒸し団子(季節で変わる)。
◆「郷土料理を郷土の人が食べなくなった」ことを嘆きながら、徹 
底して地元料理にこだわっている。内陸の保存食として発展して 
きた各種料理(鍋物、煮物、和え物、炊き込みetc)を次々に現 
代に蘇らせてきた。
◆「ふるさと創作料理」として当たり前ながら味噌や米、水などの  
薀蓄も楽しい。
◆地酒にもこだわり、乾杯酒は必ず日本酒。 
宴会は無論、和食処での地酒ラインナップも壮観そのもの。
◆お風呂は8種類もある。ただし、炭や石を入れただけという浴槽 
も多数あり、お金をかけずにこだわりを訴求することに成功。 
◆露天風呂付客室も、半ば強引に造作したタイプも混在しているが、 
遊び心あふれる館内イメージから、それも一興と許されている。
◆貸切風呂は、男女の仕切りが合意の下に外せる仕掛けになってお 
り、「お見合い風呂」などと洒落ている。
◆川沿いに建つ立地を活かし、川向かいに「能舞台」を建築。 
毎晩、郷土芸能を実演している。

などなど、ほんのサワリ程度ですが上記のような感じです。

ちょっとご無沙汰していると、どんどん新しいアイディアを投入して
いますから、大したものです。

でも軸はぶれません。

すべてのサービスが「郷土の歴史館たれ、文化館たれ」
というテーマから外れずに実施されているのです。

言いたいことは、

「語りつくせないほどの話題を提供する=格段にPR力がアップ」

ということです。

PR力・PR要素とは「数」では無いでしょう。
しかし、コンセプトに添った「圧倒的な数の提示」は、効果があります。

旅先でお世話になった宿泊施設を、友人知人に「みやげ話」として語るとき、説明に時間がかかるほどいいのです。

 当然ながら、WEBサイトでの表現も大切です。

と言っても、繰り返しますが、キャッチフレーズは3秒以内です。
このあたりは混同しないようにしてください。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
株式会社 乾杯・KANPAI 旅館ホテル向け
代表取締役社長 販促鍛錬塾塾長 松尾公輝
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央4丁目8-15
TEL 022-343-5011 FAX 022-395-5421
E-mail:km@kanpai-kanpai.com
http://www.kanpai-kanpai.com
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

0 件のコメント:

コメントを投稿